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ウエイトトレーニングを行う際には5つの動作パターンに分別し、トレーニングメニューを構成することで、全身をバランスよく鍛えることが容易になります。
①スクワット系
スクワット、しゃがみこんで上がるという基本動作です。 膝関節と股関節の動きが大きいのが特徴です。 適切なフォームで行うスクワット系のトレーニングは、全身の筋力向上(特に膝関節や股関節周り)や柔軟性を改善できます。 膝主体ムーブメント(Knee dominant movement)とも言われます。
例)バックスクワット、フロントスクワット、オーバーヘッドスクワット、片脚スクワット、スプリットスクワット、ランジなどがあります。
②ヒップヒンジ系
スクワット系とは異なり、膝関節の動作が最小限に保たれ、股関節の動作が主体となります。 以前にも紹介したポステリオール筋肉群を主に鍛えれることが可能です。 股関節主体ムーブメント(Hip dominant movement)とも言われます。
例)デッドリフト、RDL、グッドモーニング、グルートハムレイズ、片脚RDL、ヒップ・ブリッジなどがあります。
③水平方向に押す/引く系
上半身の動作パターンの一つです。
押す系の例)ベンチプレス、ダンベル・ベンチプレス、腕立て伏せなどがあります。
引く系の例)ダンベル・ロウ、ベンドオーバーロウなどがあります。
④垂直方向に押す/引く系
上半身の動作パターンの一つです。
押す系の例)プレス、プッシュプレス、ダンベル・プレスなどがあります。
引く系の例)懸垂(順手、逆手、ニュートラルグリップなど)やラットプルダウンなどがあります。
⑤体幹系
最近有名なコアトレや体幹トレーニングです。 動作というより、身体の部分を指しているので上記の4つとは多少異なる部分がありますが、トレーニングメニューを考えるときに使いやすい分け方です。
体幹系でも何種類か存在するので、次回はそれを説明したいと思います。
例)プランク、パロフ・プレス、サイドプランク、ファーマーズ・ウォークなどがあります。