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こんにちは。
筑波大学大学院の九鬼靖太です。
今回はウェイトトレーニングの時に挙げる重さ(挙上重量)について話します。
みなさんは、
「ウェイトってどれだけ重たいものを挙げた方が良いの?」という疑問から始まり、、、
「重たいものを挙げると筋肉が遅くなるからしないほうがいい。」
とか
「軽いのでしても実際にはあまり強くならないから、回数を多くした方がいい。」
などという話をよくすると思います。。。
結論からいうと、「どれも正しい」と言えます。
ただし、そこには順番があり、順番を整理することが大切である と考えます。
まずはウェイトトレーニングの重さの種類を考えようとおもいます。
①最大筋力法;非常に重たい重量(90%~100%)を1~3回行なう。→最大筋力アップ
②最大反復法;重たい重量(70%~80%)を8~12回行なう。→筋肥大
③最大スピード法;軽い重量(50%~60%)を6~8回行なう。→スピードアップ
そして順番です。。。
順番は試合から遡ることにします。
以下の画像を参考にして下さい。
ウェイトトレーニングは色々な方法が提案されていますが、上の順番と手段が最も基礎的であると考えます。
このような考え方は 「ピリオダイゼーション」 といわれ、カナダのTudor Bompa氏が体系的にまとめあげています。
これは、いわゆる試合への「調整」です。
みなさんも是非、自分のウェイトトレーニングのピリオダイゼーションを確立して下さい。
尚、以上の考え方はあくまでも一般的な内容のものであり、特定の参考文献を用いる必要はないと判断しております。ご了承下さい。
九鬼靖太
http://kuki-dash.sakura.ne.jp
「九鬼家のダッシュ!!」
2014年2月