ハムストリングスや臀部の柔軟性や股関節の可動性が足りないと、運動パフォーマンス(ジャンプやスプリント)の向上が制限されたり、傷害を引き起こす可能性も高まります。このエクササイズはそれらの柔軟性や可動性を改善するための基本エクササイズです。
<効果>
・ハムストリングスや臀部の柔軟性向上。
・股関節の可動性改善。
<道具>
・ゴムバンド
・ない場合は下記の画像のように、壁を利用して行っても良いです。
<フォーム>
・片足にバンドをかける。
・両足を上げる。 股関節の角度は90度が理想。 この状態がスタートポジション。
・バンドにかかっている足はスタートポジションを保つ。 バンドがかかってない方の足をゆっくりと床まで下げていく。
<注意点>
・足の上げ下げはゆっくりとスピードをコントロールしながら行うこと。
・上げ下げする方の足のつま先を常に天井に向けるよう保つこと。 つま先を左右に傾けないこと。
・足を見ようとして、首を曲げないこと。 頭が常に床に置いてある状態にしておく。
<セット&レップ>
・ウォームアップやメインエクササイズ(スクワットやデッドリフトなど)のセット間に取り入れることが良いでしょう。
・ウォームアップなら片脚5回を1セット。 セット間に取り入れるのであれば、片脚5回をメインエクササイズと同じセット量を。 (例:スクワットを3セット行うなら、レッグ・ローワリングも3セット。)